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最終更新日:2024年09月13日

いわしすり身 ~ 料理人編 ~

 

★ いわしのすり身の田毎焼きの椀物 ★

狭い田がたくさん並んでいる一つ一つにうつる月を田毎の月と言います。
特に、長野県の姨捨山(うばすてやま)の山腹に並ぶ田にうつる仲秋の月が有名です。
真丈等を丸く形取り卵黄を塗り焼いて月に見立てた料理を田毎焼きと言います。

【材料4人分】    
いわしすり身   150g
卵白   1/3個
片栗粉   小さじ1
おろし生姜   小さじ1/2
白ネギ   20g
大根   1㎝
人参   4㎝
菜の花   40g
卵黄   1個分
みりん   小さじ1/3
     
《八方だし》    
 出汁   320㏄
 淡口醤油   40㏄
 みりん   40㏄
     
《吸地》    
 出汁   600㏄
 淡口醤油   大さじ1
 塩   3g
     
木の芽   4枚
     
【作り方】
1.いわしすり身を解凍する。
2. フードプロセッサーに、いわしすり身と卵白と片栗粉とおろし生姜を入れてなめらかになるまで攪拌しボールに移し、粗みじ
 ん切りにした白ネギを加えて混ぜる。
3.  2.をセルクル(直径5㎝高さ2.5㎝)の半分まで詰め10分蒸し、冷めたら型から外す。
4.卵黄とみりんを混ぜる。
5. 3.を230℃のオーブンに入れ、表面が乾いたら4.をハケで塗りオーブンに入れる。表面が乾いたら4.を塗り重ねオーブンに入
 れる。(合計3回繰り返す。)
6. 鍋に八方だしの材料を入れて温める。
7. 人参は1㎝幅の梅人参に細工してやわらかくなるまで茹でて八方だしに浸ける。
8. 大根は薄切りにしてサッと茹で冷水で冷まし八方だしに浸ける。菜の花は花のついた所を3㎝に切りサッと茹でて冷水で冷ま
 し八方だしに浸ける。
9. 鍋に吸地の材料を入れて温める。
10. お椀に5.と梅人参と大根と菜の花と木の芽を入れて9.を注いで完成。

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