★水無月真丈の煮物椀★

京都では氷に似せてお菓子を作り夏バテを乗り切ろうとしたことが水無月の始まりだそうです。
氷に似せて三角形にカットされ、また小豆は悪魔祓いの意味で乗せているのだそうです。

【作り方】
1.いかすり身を解凍する。
2.基本のすり身の材料をフードプロセッサーに入れてなめらかになるまで攪拌する。
3.小豆は水戻し後、やわらかくなるまで茹でる。
4.冬瓜は薄く皮をむき、皮目に細かく鹿の子に包丁を入れ、塩と重曹を混ぜたものを皮目に刷り込み30分置く。
5. 4.の皮目を下にして鍋に入れ、冬瓜に竹串が通るまで茹でたら冷水に取って冷まし、冬瓜用煮汁に入れ弱火で12分
　煮てそのまま冷まし、一口大に切る。
6.基本のすり身を流し缶に入れて表面を平らにして小豆を均等に散らし15分蒸して冷まし、12等分に切り水無月真丈を
　作る。
7.青ゆずを切る。
8.お椀に水無月真丈と冬瓜を入れ、温めた吸地を注ぎ、青ゆずと花穂しそを入れ、冬瓜の上に梅肉を乗せて完成。

【ポイント💡】
椀種にする時は柔らかく仕上げるのがコツです。

★とうもろこしの真丈★

夏にお勧めの一品。
とうもろこしをさっと茹で桂剥きにします。
打ち粉をして、枝豆を混ぜた真丈地を真上から落とす様に埋めるのがポイント。

【作り方】
1.いかすり身を解凍する。
2.基本のすり身の材料をフードプロセッサーに入れてなめらかになるまで攪拌する。
3.さつまいもは長さ5㎝の円柱状にむいて水にさらし、色粉を入れた水にしばらく浸けてから10分茹で、そのまま
　冷ます。
4.鍋にさつまいものレモン煮用煮汁といちょう切りにスライスしたレモンとさつまいもを入れ弱火で15分煮て冷ます。
5.とうもろこしは実をかつらむきにして流し缶に実を下にしてきっちり並べ、上から片栗粉をハケで打つ。
6.枝豆は塩もみして3分茹で皮をむき、片栗粉をまぶして基本のすり身と混ぜる。
7. 6.を上から落とすように入れ、表面をヘラでならし20分蒸し、冷まして20等分に切る。
8.濃口醤油とみりんを混ぜてに塗り230℃のオーブンで2～3分焼いて焼き目をつける。
9.器に8.と4.を盛りつけ、はじかみを乗せて完成。

【ポイント💡】
横に引きずると下のとうもろこしがズレてしまいます。
完成したら少し冷ましてよく切れる包丁で切って下さい。

★いかすり身とサーモンのアーモンド揚げ★

海苔の上にいかのすり身を敷き一塩したサーモンの切り身を並べ巻いていきます。
打ち粉、卵白をくぐらせてアーモンドダイスを付けます。ぶぶあられ等で代用も出来ます。

【作り方】
1.いかすり身を解凍する。
2.基本のすり身の材料をフードプロセッサーに入れてなめらかになるまで攪拌する。
3.サーモンは厚さ5㎜にスライスし、5×10㎝幅のものを3枚作り、振り塩をする。
4.のりは縦半分に切り、基本のすり身（40ｇ）を2/3の所まで薄くのばし、サーモンを乗せて巻きすで巻く。
5. 4.に小麦粉を薄くまぶし卵白にくぐらせてアーモンドダイスをまんべんなく付け、160℃の油で4～5分揚げ8等分に
　切り器に盛る。
6.素揚げにした小茄子としし唐とくし切りのレモンを添えて完成。

【ポイント💡】
低温で芯まで火が通る様にじっくり揚げてください。